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グラーツの古城で豊臣期の大坂に思いを馳せる

Graz

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グラーツの古城で豊臣期の大坂に思いを馳せる

エッゲンベルク城

グラーツ

オーストリア第2の都市でありシュタイヤマルク州(Steiermark)の州都でもあるグラーツ(Graz)。今なお中世の建物が多く残る旧市街とともに、皇帝フェルディナンド2世の宮廷顧問だったヨハン・ウルリヒ・エッゲンベルク公の居城として1625〜1635年に建てられたエッゲンベルク城(Schloss Eggenberg)も、世界遺産に登録されています。

エッゲンベルク城は全宇宙をモチーフとした城で、4つの塔は四季を、12の門は12か月を、365の窓は1年の日数を表すなど遊び心あふれた建築物。2006年に城内から17世紀初頭の大坂城と城下を描いた大坂図屏風が再発見されたことから、2009年10月大阪城と友好城郭提携を締結しました。本来は高さ182cm、幅480cmの八曲屏風でしたが、1754年に行われた城内迎賓階の改修時に解体され、現在は壁の装飾に融合しています。

屏風絵は豊臣秀吉没後の慶長12年(1607年)から慶長19年(1614年)の間に描かれたものと推定されています。大坂城だけではなく、町屋や神社仏閣、500人もの武士や町人が色鮮やかに描かれていて、城下での平和な生活が伝わってくるよう。この屏風絵がどうやってグラーツの地にたどり着いたかは未だ解明されていませんが、その経緯を想像しながら遠い昔の大坂に思いを馳せるのもまた一興です。

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