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美とエロスの天才画家エゴン・シーレの作品に酔う

Wien

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美とエロスの天才画家エゴン・シーレの作品に酔う

レオポルド美術館

ウィーン

巨匠グスタフ・クリムトと同じ時代を生きた若き画家エゴン・シーレ。背景はなく、人物のみを浮き上がらせるような作風を得意とした彼は、ウィーンでクリムトと出会い、親子のような友人関係を築きます。芸術的功績を模索するため、友人たちと「新たなる芸術団(Neukunstgruppe)」を結成し、リーダーを務めた野心家でもありました。

ヌードを描くことがタブーとされていた1900年代。この風潮に逆らうように、シーレは当時16歳だった妹や女性をモデルにヌードデッサンを描き、内面までも丸裸にしてしまうような個性的で生々しいエロティシズムを表現し続けました。のちに、敬愛するクリムトのモデルをしていた赤毛のヴァリに出会ったシーレは、彼女を運命のミューズとして名画を次々と発表。しかし、第一次世界大戦で徴兵された彼は、絵を描き続くことができる場を求め、ヴァリを捨て、中流階級の令嬢と結婚します。

破天荒な生き方のようにもみえますが、欲望や苦悩、孤独感を感じさせる自画像も多く残しています。我が子を身ごもった妻とともに流行していたスペイン風邪にかかり、妻が亡くなった3日後に28歳で息を引き取ったシーレ。壮絶な彼の人生は映画『エゴン・シーレ 死と乙女』にも描かれています。

衝動に駆られるままに画を描き続けたシーレ。世界最大のコレクションを誇るレオポルド美術館(Leopold Museum)で、その人生に触れてみては?また、レオポルド美術館の入場チケットにはシーレとクリムトの作品が印刷されているので、同じ作品を探してみるのもオススメです。

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